京都千年天文街道

天文と歴史のツアー開催中

 主催: 認定NPO法人花山星空ネットワーク
 共催: 京都大学大学院理学研究科附属天文台
 後援: 京都府教育委員会 、京都大学総合博物館、京都市教育委員会
 協力: 京都情報大学院大学、恒星社厚生閣

コラム
天文・歴史関係の記事を掲載します。

天文・歴史コラム

京大天文学の始まり

 明治30年(1897年)京都にも帝国大学が設立され、近代科学の研究が始まりました。京都における天文学研究の創設者である新城新蔵(1873-1938)は、東京帝国大学理科大学物理学科を卒業後、京都帝国大学理科大学物理学科に赴任、ドイツのゲッチンゲン大学への留学を経て、1907年には理学部物理学科第4講座教授に就任しました。これが京都における現代天文学の始まりです。 (さらに…)

吉田山と真如堂

京都大学の東側に位置する吉田山、古くは、神楽岡と呼ばれていました。 緑豊かな自然環境を維持し、歴史的意義を有する建造物や石碑も多数あります。 (さらに…)

小惑星を命名するときのマナーって?実在する京都にちなむこんな名前

太陽系には8惑星のほかに無数の小惑星があります。 2011年2月現在で素性の確かな小惑星数は約26万個、未確定のものまで含めると数十万個、いやそれよりずっとたくさんあるでしょう。サイズは数 100kmから数mまで、それより小さいものは見つかりません。そのほとんどは火星と木星の間にあり3~5年の周期で公転しています。 (さらに…)

明月記と超新星  藤原定家が残した世界に誇る天体記録とは

藤原定家と明月記
藤 原定家(ふじわらのていか)は平安末期から鎌倉初期の歌人で,『新古今和歌集』の選者も務め,また『源氏物語』や『土佐日記』の研究者としても知られてい ます。 彼は『明月記』という日記風のエッセイを著していますが、これは18歳の治承元年(1235年)まで半世紀以上にわたって書き綴られたものです。