1月10日‐11日に京都大学百周年記念館で開催された、宇宙ユニットシンポジウム「宇宙にひろがる人類文明の未来2015」にて、「京都千年天文学街道ツアー」をポスター掲示及び紹介致しました。説明は、ガイドの梅本と天文博士の青木が担当いたしました。アストロトークを含めた「京都大学 4次元デジタル宇宙シアター」も合わせて掲示及び紹介致しました。ご来場された方々、大変ありがとうございました。なお、京都千年天文学街道ツアーは、1-2月はお休みし、3月から再開致します。ご参加お待ちしております。
主催: 認定NPO法人花山星空ネットワーク
共催: 京都大学大学院理学研究科附属天文台
後援: 京都府教育委員会 、京都大学総合博物館、京都市教育委員会
協力: 京都情報大学院大学、恒星社厚生閣
去年に続いて行ってきました相国寺。2年連続の除夜の鐘です。
去年も紹介しましたが、相国寺の鐘は楼閣で覆われ、楼上に梵鐘を吊るした日本では珍しいものです。中国では良くある形ですが、楼閣に入って、靴を脱ぎ、狭くて急な階段を登って、一人づつ鐘を衝きます。今年は階段が綺麗になっていました。普請したかな?それにしても僧侶の方々、寒い中のご案内、本当にありがとうございました。
小雨でしたが、寒さはその分緩いでいたと思います。並んでから鐘をつくまで1時間強。今年はゆっくり目にきたのですが、トータルの時間はほとんど一緒でした。ツアーの盛況と事故のないことを祈って衝いてきました。
朝起きて外を見ると、元旦らしい雲一つない晴天。今年もよいことがたくさんありそうです。プライベートでも大きく変化がある年ですので、思い切り楽しみながらも張り切って行きたいと思います。ツアーとの関わりもどうなって行くかわかりませんが、参加して下さる方に楽しんでいただけるようなガイドを目指したいと思います。
12月13日(土)に、京都大学総合博物館にて、今年最後の「京都千年天文学街道アストロトーク」を開催しました。ご参加いただきました皆様、大変ありがとうございました。前半は作花先生による講演「危ない小惑星」、後半は私(青木)による4次元宇宙シアター「3Dメガネでみる宇宙のすがた ~小惑星のお話~」でした。4次元シアターでは、はやぶさ2の打ち上げとターゲットの1999 JU3のお話や、ふたご座流星群と母彗星(小惑星)ファエトンのお話をしました。多くの方に楽しんでいただけたようでよかったです。次回は2月21日(土)に開催します。詳しい情報は近々、京都千年天文学街道のホームページへ掲載いたします。なお、ツアーの再開は3月に予定しております。下の写真は、いろいろな小惑星を1枚に収めたものです。形や大きさが様々なことがわかります。
今日は天文台らくらくコースにサポート役として参加。
31名の団体さんが参加されたので、満員御礼。手伝いが必要になりました。色々と心配はありましたが、遅れて来られる方もなく、実にスムースに進みました。タクシーを2回も使うので、タイミングが微妙で、ガイドも大変なのですが、本当にうまくいきました。みなさんのチームワークもよく、大変助かりました。
気温が前の日から急に下がって、欠席も2名おられました。これだけ寒いと身が切れるような寒風に耐えながらも、気持ち良く晴れた日が多いのですが、残念ながら曇り空。最初の10分くらいは太陽が顔をだし、黒点も見たのですが、あとはずっと隠れたまま。寒波に恐れをなしたのかな?10月に、天文台まで歩いて登るハイキングコースのガイドをやりましたが、綺麗に晴れ上がり、大きな黒点と太陽フレアーも出て、とてもラッキーだったのですが、今日は残念。晴れはやはり3回に1回。皆さんもこれに懲りず、また参加してください。
天文台のあと、ドナルドキーンさんが愛した隠れ癒し場の清閑寺に行き、そこから清水寺まで散策。寒波が来ている中、かなり寒い思いをしましたが、風がなかったので、歩いているうちに温まっていました。まだまだ人の多い清水寺で解散。
今度は皆さんが寒波のかわりに天文台に襲来して下さい。昼の天文台も見どころ満載ですよ。
花山天文台で私(青木)が取材を受け、会報誌「朝日新聞 関西スクウェア」No.167で花山天文台が紹介されました。花山天文台が関わっている天文教育普及活動の一環で、京都千年天文学街道も紹介されています。11月29日京大花山天文台ハイキングコースへ記者さんが同行され、取材が行われました。本会報誌は、以下のウェブサイトにも公開されています。
http://www.kansai-square.com/kaiho/
の「2014.12 No.167 花山天文台が誘う すてきな宇宙」です。
11月29日(土)に京大花山天文台ハイキングコースを開催しました。ガイドは梅本さん、天文博士は私(青木)が担当です。ツアーに天文博士として同行するのは初めてでしたので大変緊張しましたが、ツアー終了後にご記入頂いたアンケートを拝見した限りでは、ご参加された皆様に楽しんで頂けたようで、ホッとしております。12月13日(土)には京都大学総合博物館でアストロトークも開催します。4次元宇宙シアターを私が担当しますので、ぜひお申し込みの上、ご参加下さい。アストロトークについては、こちら。
10月25日のアストロトークは、前半は京都大学理学研究科名誉教授の小山勝二先生に「超新星の科学」というタイトルでご講演頂きました。星が過ごす一生が質量ごとに異なるお話、X線で見た様々な天体のお話、卑弥呼の時代の超新星のお話など、時代を超え、超新星のお話を多岐にわたってお話頂きました。後半の4次元宇宙シアターは、京都大学理学研究科附属天文台の青木が担当し、今回は土星のお話を多くしました。その中で、生命探査の点から最近注目が高まっている、土星の衛星のエンケラドスの話題に触れました。
ご参加頂きました皆様、大変ありがとうございました。次回は、12月13日(土)に開催します。詳しくはこちらをご覧ください。ご参加には事前申し込みが必要ですので、ご注意ください。
こちらは、エンケラドスの写真(NASA 提供)です。表面は凍てついた氷で覆われていますが、間欠泉らしきものが見つかっており、その供給源である水の海が地下にある可能性が指摘されています。
10月19日の花山天文台ハイキングコースについて報告します。
この日は素晴らしい晴天。歩き始めると汗ばむ天気でした。快調に山を登り、天文台に無事到着。太陽はまだまだ雲一つない空に輝いていました。さっそく太陽館にて太陽の観測。
大きな黒点を先ずは発見。そして暗室に入って太陽光のスペクトラムを観測。これが素晴らしく、七色に見事に分かれます。吸収線も見事に出ています。そして次はザートリウスで観測。すると観測中に黒点あたりで見事な太陽フレアが発生。スペクトラムは3回に1回くらいしか見られませんが、太陽フレアはなかなかレア物。私も実際に実物を見たのは初めてでした。参加した方は、まさしく、ラッキー。そしてガイドにとっても、感動のガイド日和でした。
天文台ハイキングは11月にも開催。ぜひ皆さんも花山天文台で感動を!