京都千年天文街道

天文と歴史のツアー開催中

 主催: 認定NPO法人花山星空ネットワーク
 共催: 京都大学大学院理学研究科附属天文台
 後援: 京都府教育委員会 、京都大学総合博物館、京都市教育委員会
 協力: 京都情報大学院大学、恒星社厚生閣

金戒光明寺の五劫思惟阿弥陀仏

金戒光明寺の五劫思惟阿弥陀仏

 昨日京都市内を歩いていたら、五劫思惟阿弥陀仏が「秋の特別公開」の観光案内用ポスターに使われていてびっくりしました。金戒光明寺の片隅にあるそれほど大きくない仏像です。調べてみると、アフロヘアの仏像として、WEBでは結構人気になっているのですね。金戒光明寺内に標識もでているようですが、三重の塔からずっと下りてきた右側にちょこんと鎮座しています。あまり目立つ場所ではありませんが、ふくよかな顔立ちは印象的です。

 実はこの阿弥陀さん、このホームページ内のガイド案内のページに使った写真に私と一緒に写っているんです。確認してみてください。これほど知られる前に先見の明があったと、一人悦に入っています。金戒光明寺をガイドしたときにも、結構時間を取って案内したお気に入りの阿弥陀さんです。

 五劫の意味ですが、うんと長い時間のことで、宇宙の広がりにつながり、寿限無の落語でも寿限無の後にすぐに出て来る名前が、この五劫です。囲碁でも永久に続く手に「劫」があります。将棋で言ったら「千日手」でしょうか。でも千日ではとても足りなくて、五劫は二百億年以上になる、まさしく宇宙の年齢の長さです。

 アフロヘアにも謂れがあります。螺髪と言って、阿弥陀さんが我々を救ってくれるために、悩みに悩んだために髪が螺旋になったそうで、悟りをひらいたしるしだそうです。そんなありがたい仏さまなんです。

 この仏像を紹介するのは、金戒光明寺をめぐる「神楽岡」コースだけで、見所満載の真如堂などと一緒に回りますので、機会があれば参加下さい。

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