石清水八幡宮の「鬼やらい」をご存じですか。
「明月記」コースに参加された方は思い出してください。京の都の鬼門は比叡山の延暦寺が中心になって守っていますね。(詳しいお話を知りたい方は明月記コースに参加を!)そして反対の方角の裏鬼門を守っている一つが石清水八幡宮なのです。また源氏の氏神として崇敬されて弓矢の神にもなっています。従ってここで行われる節分の豆まきは鬼を弓矢の神事で追い払います。これが鬼やらいと呼ばれています。
私は弓道(和弓)をかじっています。まだ一昨年始めたばかりの初心者なのですが、今年は縁あって、この鬼やらいに参加する機会を得ることができました。壇上に上がるまで神主さんの次に並び、太鼓を叩いて行進。その後主役の鬼やらいが鬼を「鬼やろう」と言って追い払います。そしてその後、生まれて初めて豆撒きに参加。ちと感動!勿論豆を撒く役で、集める方ではないですよ。
ところで、豆まきは必ず炒った豆でないとだめだそうです。「炒る」のは矢を「射る」のに通じるからだとか。やはり弓矢と関係が深いのです。私は参加記念に破魔矢を買って帰ってきて、家に飾ってあります。
詳しいことはU-TUBEなどで見てみてくださいね。また神社には八幡市駅前のケーブルカーで簡単に行けるので、興味ある方は一度お参りしてみてください。