京都千年天文街道

天文と歴史のツアー開催中

 主催: 認定NPO法人花山星空ネットワーク
 共催: 京都大学大学院理学研究科附属天文台
 後援: 京都府教育委員会 、京都大学総合博物館、京都市教育委員会
 協力: 京都情報大学院大学、恒星社厚生閣

京都賞雑感

京都賞雑感

京都賞の記念講演とワークショップに参加してきました。京都賞では3年に一回、天文学が選考対象となり、今年がその年でした。ノーベル賞では天文学は対象分野ではないので、天文学にとっては世界的にも貴重な賞だと思います。更に今年は天文博士をお願いしている小山・柴田両先生が選考委員に選ばれているのです。これだけでもこのツアーの格調の高さが理解できるというものです。

内容ですが、記念講演は同時通訳もつきますし、生い立ちなどの紹介が入った一般の人向けなので、ついていけます。しかしワークショップは専門家向けで、日本人の講演も含めて全て英語だけ。ちょっとだけ私の理解を超えていたので、途中で失礼しました。

京都賞では3人の方が毎年受賞されますが、記念講演はほかの分野の方の話も聞けて、大変参考になります。3年前には坂東玉三郎さんが受賞し、講演を聞くことができました。やっぱり極めた人の話はおもしろいですよね。

開催会場は国立京都国際会館です。あの環境問題で有名な京都議定書を議論した会場です。もしまだ行ったことが無い方は、会場見学が目的でもいいので行ってみてください。そして晴れていたら庭に出てみてください。山や池が綺麗に配置されてて素敵なんです。春は桜、秋は紅葉も存分に楽しめます。

記念講演開催は毎年11月11日です。そして無料で参加できます。また今度ツアーに参加したら、選考の苦労話でも両先生に聞いてみたら、さらに興味をそそられるかも。

« »