~江戸時代の渋川春海による日本人初の暦作成と安倍晴明の子孫の陰陽師との関係、当時の観測地見学~
・新撰組にまつわる「新選組最後の洛中屋敷跡石碑」や「近藤勇の歌碑」を訪れます。
・「まるたけえびす(丸竹夷)」の歌(通り名のわらべ歌)に現れる「三哲」と渋川晴海の関係は?
・渋川春海邸跡の龍岸寺を訪れた後、交流のあった陰陽師・安倍泰福(安倍晴明の子孫)の屋敷跡まで歩き、交流や改暦にまつわる争いを知ることができます。
・非公開寺院の梅林寺や円光寺で、江戸時代の安倍家屋敷にあった観測装置台石を見学します。
コース | 状況 | 日時 | 申込締切 | 天文博士・ガイド |
新コース 渋川春海と貞享改暦
| 募集中 | 11月10日(日) 13:00-16:00 | 11月4日(月) | 天文博士:青木成一郎 ガイド:辻井輝幸 |
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日本人で初めて暦(後の貞享暦)を作成した渋川春海にまつわる史蹟を辿るコースです。一時期、冲方丁の小説及び映画「天地明察」での話題となった人物です。彼の暦の正確さは日食や月食で 確かめられましたが、改暦において朝廷方陰陽師との争いがありました。このコースでは、渋川春海の邸宅跡である龍岸寺を訪れ、彼と交流があった陰陽師・安倍泰福の屋敷跡の円光寺や安倍家菩提寺の梅林寺まで歩き、当時の交流に思いをはせます。梅林寺では暦作成に欠かせない圭表の台石を、円光寺では天文図作成に必要な渾天儀の台石を見学します。そして、コース中、改暦と当時の江戸幕府と朝廷方陰陽師の争いなどを貴重な資料を交えながら説明します。また、コースでは、新撰組にまつわる「新選組最後の洛中屋敷跡石碑」や「近藤勇の歌碑」を訪れ、「まるたけえびす(丸竹夷)」の歌(通り名のわらべ歌)に現れる「三哲」と渋川晴海の関係を説明します。
一般(中学生以上) | 3,500円 (資料代, まちあるき保険料含) |
小学生 | 1,500円 (資料代, まちあるき保険料含)※必ず保護者同伴のこと |
・参加費用は当日ご持参ください。
・雨天決行ですがツアー開始3時間前に京都市に警報が出た場合はツアーを中止致します。
・歩きやすい服装でご参加ください。
JR京都駅→新選組最後の洛中屋敷跡石碑→近藤勇の歌碑→龍岸寺(渋川春海邸跡)→梅小路公園(西八条第跡)→梅林寺(安倍家菩提寺・圭表台石見学)→円光寺(渾天儀台石見学、解散)
※実際のルートは多少変わることがあります