認定NPO法人花山星空ネットワーク第25回講演会が12月6日(日)にオンラインで開催されます。
今回は、以下の内容となっており、京都千年天文学街道の提唱者の小山京大名誉教授による講演もあります(私も京都千年天文学街道について紹介します)。
「宇宙の始まりと最初のブラックホール誕生」
細川隆史氏 (京都大学大学院理学研究科准教授)
この宇宙は今からおよそ140億年前のビッグバンで始まりました。 宇宙の長い長い歴史の中で、いつかどこかで宇宙最初の星や、星の死のあとに残されるブラックホールが誕生したはずです。
これら最初の天体はまだ誰も見たことがありませんが、スーパーコンピューターで最初に星が誕生する様子を追うことができます。
この講演では、この宇宙最初のブラックホールに焦点をあてて、宇宙の歴史の中でその起源に関する研究の最前線をお話します。
「京都千年天文学街道10年の歩み」
青木成一郎氏 (京都大学大学院理学研究科附属天文台天文普及プロジェクト室室長)
小山勝二氏 (京都大学名誉教授)
2011年度より活動を開始した京都千年天文学街道は今年で10年目を迎えました。青木氏が活動全般の概要を説明した後、本活動提唱者の小山氏がツアーのポイントである明月記の天文観測記録と現代天文学研究の繋がりや江戸時代の日本独自の暦作成について紹介します。
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